インクルーシブな学校

インクルーシブな方向性を持つ学校では、職員室もインクルーシブになる。多様性を受け止める価値観は職員同士でも共有できるので、お互いを支え合う風土が広がる。若い先生の未熟さを責めるようなベクトルは絶対に生まれない。若い先生も伸び伸びと子供に向き合えることが、どれほど学校にとって大きな力になるか。お母さんのような人、祖父母のような人、お兄さんのような人、いろんな先生がそれぞれの役割を果たしてすべての子供達に関わっていくことが間違いなく、子供達の安心感を高めて居心地のよい学校につながる。そうなれば、不登校など出るはずがない。教職員の雰囲気は、子供達が敏感に感じ取ることを忘れてはいけない。