インクルーシブな学校

発達障害など多様な子供達がいると、学校は何よりもまず、加配など人手を要求する。学級担任一人では手が回らないと簡単に結論付ける。教職員の力不足だと思わず、仕方がないと当たり前のように考える。大きな間違いである。アメリカのインクルーシブ教育実践校では、多様な子供達は多い方がよい、多様な子供達がいる方が学びが豊かになると考える。なぜなら、子供同士の学び合いが刺激的で活発になるからである。日本のように、担任教師一人がすべての子供を指導する、教師の指導で学ばせるという発想はない。また、子供を対等の存在として尊重し、子供も教師も共に学ぶことでお互いを高め合う方向性も日本とは大きく異なる。