インクルーシブな学校

特別支援教育が始まり、新たな障害者として発達障害が公認?されるようになると、ちょっと違うと教師から見える子供達が特別支援教育の対象となって通常学級から排除される方向性が生まれた。特別支援教育が始まるまでは当たり前に通常学級で共に過ごせた子供達が発達障害という概念の誕生によって全く異なる対応になるというのは教師の根っこにある優生思想の表れに他ならない。特別支援学級があるから、その対象になりそうな子供達を見つける働きが起こりやすいことも、同じく優生思想である。教師ほど、人権感覚に乏しく差別的な考えの強い人が多い職業はないとよく思う。