インクルーシブな学校

インクルーシブな方向性を目指して特別支援学級を取り組むならば、原学級保障である。特別支援学級に在籍する子供は、できるだけ交流学級である原学級にいくようにする。また、それと同時に、通常学級に在籍で支援を必要とする子供には、特別支援学級の弾力的運用をすすめる。弾力的運用とは、校内通級として、ニーズに合わせた個別の学習を特別支援学級の教室で特別支援学級の教師が行う。一時的に取り出し指導を実施できることで特別支援学級への転籍を回避できるようにする。ちょっと手がかかるというだけで安易に特別支援学級に転籍させられる場合が少なくない。それを解決し、通常学級籍を続けるための手立てとしてすすめていきたい。